バス山行 10月23日(日) 晴 参加24名
秋晴れの中、古事記の昔からイザナミ神話で信仰を集めた吾妻山・比婆山を経て越原越から広島県民の森公園センターまで7.5kmの縦走登山を行った。
まずは、比婆いざなみ街道から吾妻山登山口へ・・・バス1台やっと通れるくらいの曲がりくねった細い道が続き、途中、木の枝がバスの車体を何度か擦る。運転手さんごめんなさい……
吾妻山の由来はイザナギノミコトが比婆山の御陵に眠るイザナミノミコトに向かって「吾が妻よ……」と呼びかけたという伝説に因んでいるらしい。
昔、吾妻山一帯は、牛の山地放牧が行われ池ノ原や大膳原あたりはその名残があり、吾妻山からの大膳原・烏帽子山・比婆山と連なる草原と山並みは絶景だ。大膳原で早い昼食を取り、比婆山へ向かう。秋風の中の草原歩きは本当に気持ちがいい。
比婆山という山名は連峰一体を指す総称で、その中心が御陵である。御陵一帯は比婆山伝説地として史跡に指定され、苔むした大岩の周りを奇妙な枝ぶりをしたブナが取り囲み、神秘的なたたずまいを見せている。国内有数の「ブナ純林」の落ち葉を踏みしめながら、心身共にリフレッシュ!
吾妻山からの縦走は、バス山行冥利に尽きるもので、下山後の入浴も出来、皆さん大満足の山行だった。